DR では、メモリーを 2 種類に分けて考える必要があります。これらの違いはその使用方法だけであり、実際のハードウェアは同じものです。
オペレーティングシステムが使用するメモリーは、カーネルメモリーケージと呼ばれます。Sun Cluster ソフトウェアは、カーネルメモリーケージを含むボードに対するボード切り離し操作をサポートしていないため、このような操作を拒否します。DR のボード切り離し操作によってカーネルメモリーケージ以外のメモリーに影響があると、DR サブシステムはその操作を受け入れた上で、メモリーをそのノードから使用できないようにします。
DR のボード追加操作によってメモリーに影響があると、DR サブシステムは、新しいメモリーをそのノードから使用できるようにします。