Sun Cluster 3.0 12/01 の概念

メモリーに対する DR クラスタリング

DR では、メモリーを 2 種類に分けて考える必要があります。これらの違いはその使用方法だけであり、実際のハードウェアは同じものです。

オペレーティングシステムが使用するメモリーは、カーネルメモリーケージと呼ばれます。Sun Cluster ソフトウェアは、カーネルメモリーケージを含むボードに対するボード切り離し操作をサポートしていないため、このような操作を拒否します。DR のボード切り離し操作によってカーネルメモリーケージ以外のメモリーに影響があると、DR サブシステムはその操作を受け入れた上で、メモリーをそのノードから使用できないようにします。

DR のボード追加操作によってメモリーに影響があると、DR サブシステムは、新しいメモリーをそのノードから使用できるようにします。