Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理

パブリックネットワークインタフェースでの動的再構成

クラスタ内のパブリックネットワークインタフェース上で動的再構成 (DR) を実行するときには、いくつかの問題を考える必要があります。


注意 - 注意 -

無効にしたネットワークアダプタ上で DR 削除操作を実行している間にアクティブなネットワークアダプタに障害が発生した場合、可用性に影響があります。DR 操作中、アクティブなアダプタにはフェイルオーバーする場所がありません。


パブリックネットワークインタフェース上で DR 操作を実行するときは、次の手順をその順番どおりに行います。

表 5-4 作業マップ: パブリックネットワークインタフェースへの動的再構成

作業 

参照箇所 

1. アクティブなアダプタをバックアップアダプタに切り替えて、NAFO グループから削除できるようにします。 

126 ページの「 NAFO グループのアクティブアダプタを切り替える」 

2. アダプタを NAFO グループから削除します。 

「NAFO グループからのアダプタの削除」

3. パブリックネットワークインタフェース上で DR 操作を実行します。 

Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーガイド』と『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration リファレンスマニュアル』 (http://docs.sun.com)