Sun Cluster 3.0 5/02 補足情報

障害モニター (5/02)

次の変更は、Sun Cluster 3.0 5/02 Update リリースから導入されます。この変更は、今回を含む Sun Cluster 3.0 ソフトウェアの今後のすべての Update リリースに適用されます。

RGOffload リソースの障害モニター検証は、重要なリソースをマスターするノード上で、rg_to_offload 拡張プロパティに指定されたリソースグループをオフラインにし続けるために使用されます。各検証サイクルで障害モニターは、重要なリソースをマスターするノード上で、取り外すリソースグループ (offload-rg) がオフラインであることを確認します。重要なリソースをマスターするノード上で offload-rg がオンラインである場合、障害モニターは重要なリソースをマスターするノード以外のノード上で offload-rg を起動し、同時に、重要なリソースをマスターするノード上では offload-rg をオフラインにしようとします。

offload-rgdesired_primaries はゼロに設定されているので、この後で利用可能になったノード上では、取り外すリソースグループは再起動されません。したがって、RGOffload 障害モニターは maximum_primaries に到達するまで、重要なリソースをマスターするノード上では offload-rg をオフラインにしながら、可能な限りのプライマリ上で offload-rg を起動しようとします。

RGOffload は、保守状態または非管理状態でない限り、取り外されたすべてのリソースを起動しようとします。リソースグループを非管理状態にするには、scswitch コマンドを使用します。


# scswitch -u -g resourcegroup

障害モニター検証サイクルは、Thorough_probe_interval が実行された後にかならず呼び出されます。