raw ディスクデバイスグループの潜在的主ノードリストからクラスタノードを削除する場合は、この手順を使用します。
削除するノード以外のクラスタノードでスーパーユーザーになります。
削除するノードに接続されているディスクデバイスグループを特定します。
Device group node list エントリからこのノード名を探します。
# scconf -pvv | grep nodename |
手順 2 で特定したディスクデバイスグループのうち、どれが raw ディスクデバイスグループであるかを特定します。
raw ディスクデバイスグループのデバイスグループタイプは Disk か Local_Disk です。
# scconf -pvv | grep 即group typ谷 |
すべての Local_Disk raw ディスクデバイスグループの localonly プロパティを無効にします。
# scconf -c -D name=rawdisk-device-group,localonly=false |
localonly プロパティについては、scconf_dg_rawdisk(1M) のマニュアルページを参照してください。
削除するノードに接続されているすべての raw ディスクデバイスグループの localonly プロパティが無効になっていることを確認します。
デバイスグループタイプ Disk は、この raw ディスクデバイスグループの localonly プロパティが無効になっていることを表します。
# scconf -pvv | grep 即group typ谷 |
手順 2 で特定したすべての raw ディスクデバイスグループからノードを削除します。
削除するノードに接続されている raw ディスクデバイスグループごとにこのステップを行う必要があります。
# scconf -r -D name=rawdisk-device-group,nodelist=nodename |
この例では、raw ディスクデバイスグループからノード (phys-schost-2) を削除します。すべてのコマンドは、クラスタの別のノード (phys-schost-1) から実行します。
[削除するノードに接続されているディスクデバイスグループを特定する] phys-schost-1# scconf -pvv | grep phys-schost-2 | grep 即Device group node list即 (dsk/d4) Device group node list: phys-schost-2 (dsk/d2) Device group node list: phys-schost-1, phys-schost-2 (dsk/d1) Device group node list: phys-schost-1, phys-schost-2 [raw ディスクデバイスグループを特定する] phys-schost-1# scconf -pvv | grep 即group typ谷 (dsk/d4) Device group type: Local_Disk (dsk/d8) Device group type: Local_Disk [ノードにある各ローカルディスクの localonly フラグを無効にする] phys-schost-1# scconf -c -D name=dsk/d4,localonly=false [localonly フラグが無効になっていることを確認する] phys-schost-1# scconf -pvv | grep 即group typ谷 (dsk/d4) Device group type: Disk (dsk/d8) Device group type: Local_Disk [すべての raw ディスクデバイスグループからノードを削除する] phys-schost-1# scconf -r -D name=dsk/d4,nodelist=phys-schost-2 phys-schost-1# scconf -r -D name=dsk/d2,nodelist=phys-schost-2 phys-schost-1# scconf -r -D name=dsk/d1,nodelist=phys-schost-2 |