Sun Cluster 3.0 5/02 補足情報

ホストアダプタの交換方法

次の手順に従って、実行中のクラスタから障害の発生したホストアダプタを取り外し、交換します。 ここでは、障害が発生したホストアダプタ (交換するホストアダプタ) を含むノードを「ノード A」と呼びます。バックアップノードを「ノード B」と呼びます。

  1. ノード A とノード B 上で実行されているリソースグループおよびデバイスグループを特定します。

    この情報を記録します。この情報は、手順 8 でこれらのノードにリソースグループとデバイスグループを返すときに必要になります。


    # scstat
    

  2. すべてのリソースグループおよびデバイスグループをノード A から削除します。


    # scswitch -S -h from-node
    

  3. ノード A を停止します。


    # shutdown -y -g0 -i0
    

  4. ノード A の電源を切ります。

    詳細については、サーバーの付属マニュアルを参照してください。

  5. 障害の発生したホストアダプタを交換します。

    障害の発生したホストアダプタを交換する方法については、サービスプロバイダにお問い合わせください。

  6. ノード A に電源を入れます。

    詳細については、サーバーの付属マニュアルを参照してください。

  7. ノード A をクラスタモードで起動します。


    {0} ok boot
    

    詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。

  8. 手順 1 で特定したリソースグループとデバイスグループをノード A に返します。


    # scswitch -z -g resource-group -h nodename
    # scswitch -z -D device-group-name -h nodename
    

    詳細は、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。