Sun Cluster 3.1 データサービスのインストールと構成

アルゴリズムと機能性の検証

Siebel ゲートウェイ障害モニター

Siebel ゲートウェイ障害モニターは、Siebel ゲートウェイプロセスを監視します。Siebel ゲートウェイプロセスが終了している場合、障害モニターはそれを再起動するか、別のノードにフェイルオーバーします。

Siebel サーバー障害モニター

Siebel サーバー障害モニターは、 thorough_probe_interval で指定した秒ごとに次の操作を行います。

Siebel データベースの監視

Siebel データベースに障害が生じると、Siebel サーバーの状態は、DEGRADED とマークされます。Siebel データベースが再起動されると、 Siebel サーバーリソースの検証機能は、Siebel サーバーが機能していることの確認を試行します。この試行に失敗した場合、Siebel サーバーは再起動されるか、または別のノードにフェイルオーバーされます。

また、START メソッドを実行したときに利用可能でなかった Siebel データベースが利用可能になった場合も、障害モニターは Siebel サーバーを起動します。

Siebel ゲートウェイの監視

Siebel ゲートウェイに障害が生じると、 Siebel サーバーの状態は、DEGRADED とマークされます。Siebel ゲートウェイが再び再起動されると、 Siebel サーバーリソースの検証機能は、Siebel サーバーが機能していることの確認を試行します。この試行に失敗した場合、Siebel サーバーは再起動されるか、または別のノードにフェイルオーバーされます。

また、START メソッドを実行したときに利用可能でなかった Siebel ゲートウェイが利用可能になった場合も、障害モニターは Siebel サーバーを起動します。

Siebel サーバーとそのすべての有効化されているコンポーネントの監視

Siebel サーバーに障害が生じると、再起動されるか、またはフェイルオーバーされます。Siebel コンポーネントのどれかで障害が生じると、部分 (10%) 障害がフレームワークに報告されます。現状では、コンポーネント障害は、Siebel インストールの英語版でのみ検出可能です。