問題の概要:パブリックネットワークで障害が発生すると Siebel ゲートウェイの検証機能がタイムアウトし、最終的に Siebel ゲートウェイリソースがオフラインとなることがある。これは、Siebel ゲートウェイが稼動しているノードが /home から始まるパスを持ち、そのパスがネットワークリソース (NFS や NIS など) に依存している場合などに起きる。パブリックネットワークを利用できないと、Siebel ゲートウェイの検証機能は /home 上のファイルを開こうとしてハングアップし、検証機能はタイムアウトを起こす。
回避策: Siebel ゲートウェイを管理できるすべてのクラスタノードについて、次の作業を行なってください。
/etc/nsswitch.conf 内の passwd、group、および project エントリに nis ではなく files だけがされているか確認します。
/home で始まるパスに NFS または NIS に対する依存性がないかを確認します。
この場合、/home パスをローカルにマウントすることも、あるいは /home マウントポイントを /export/home か、/home から始まらない名前に変更することもできます。
/etc/auto_master ファイルで、+auto_master というエントリを含む行をコメントにします。さらに、auto_home を使用した /home エントリがあれば、それらもコメントにします。
etc/auto_home で、+auto_home を含む行をコメントにします。