VERITAS Volume Manager (VxVM) 3.2 から 3.5 へアップグレードする場合は、バージョン 3.5 用に CVM ライセンスキーをインストールするまでは Cluster Volume Manger (CVM) 機能を利用することはできません。VxVM 3.5 では、バージョン 3.2 の CVM ライセンスキーによって CVM が有効になることはありません。バージョン 3.2 の CVM ライセンスキーはバージョン 3.5 の CVM ライセンスキーにアップグレードする必要があります。
メディエータを使用した Solstice DiskSuite/Solaris Volume Manager の構成では、1 つのディスクセットに構成するメディエータホストの数は、必ず 2 つでなければなりません。
DiskSuite Tool (Solstice DiskSuite metatool) と Solaris Management Console の拡張ストレージモジュール (Solaris Volume Manager) は、Sun Cluster 3.1 ソフトウェアと互換性がありません。
同じノードからのマルチパスを管理するための Sun Cluster 3.1 ソフトウェアの VxVM 動的マルチパス (DMP) の使用はサポートされていません。VxVM 3.2 以降では DMP のインストールを無効にすることは不可能ですが、ノードあたりのパスが 1 つしかないシステム上の I/O スタックに DMP を配置するのは問題ありません。しかし、1 つのノードにパスが複数存在する構成で VxVM を使用する場合は、ほかのマルチパスソリューション (MPxIO や EMC PowerPath など) を使用する必要があります。
VxVM を Sun Cluster 3.1 ソフトウェアで使用する場合、単一のルートディスクグループ (ルートディスクの単一スライス上に作成された rootdg) はディスクタイプとしてサポートされません。
ソフトウェア RAID 5 はサポートされません。