インストール作業と構成作業を説明している節は次のとおりです。
表 1–1 作業マップ : Sun Cluster HA for Sun ONE Directory Server のインストールと構成
作業 |
参照先 |
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ネットワークリソースの構成と起動 | |
Sun ONE Directory Server のインストールと構成 | |
Sun Cluster HA for Sun ONE Directory Server パッケージのインストール | |
アプリケーションリソースの構成と Sun Cluster HA for Sun ONE Directory Server の起動 | |
リソース拡張プロパティの構成 | |
障害モニターの情報の表示 |
Sun Cluster 構成で複数のデータサービスを実行する場合は、任意の順序でデータサービスを設定できます。ただし、例外として Sun ONE Directory Server の設定の前に、Sun Cluster HA for DNS を設定する必要があります。詳細については、『Sun Cluster 3.1 Data Service for Domain Name Service (DNS) ガイド』を参照してください。DNS ソフトウェアは、Solaris オペレーティング環境に含まれています。クラスタが別のサーバーから DNS サービスを取得する場合は、最初に、クラスタが DNS クライアントになるように構成してください。
インストール後に Sun ONE Directory Server の起動と停止を手作業で行うときは、必ずクラスタ管理コマンドの scswitch(1M) を使用してください。詳細は、マニュアルページを参照してください。Sun ONE Directory Server は、起動後は Sun Cluster ソフトウェアによって制御されます。