障害モニタープロセスでは、エラーを診断し、統計情報を検査します。障害モニターは、次の条件が満たされたときに、操作が正常であったとみなします。
データベースがオンラインである場合。
活動検査でエラーが返されない場合。
テストトランザクションでエラーが返されない場合。
操作が失敗に終わると、主プロセスは、アクションテーブルを検査してとるべきアクションを特定し、あらかじめ決められたアクションをとります。操作が失敗に終わった場合、主プロセスは、次のアクションをとることができます。これらのアクションでは、外部プログラムがバックグラウンドの別プロセスとして実行されます。
現在のノードでリソースを再起動します。
現在のノードでリソースグループを再起動します。
リソースグループのノードリストに存在する次のノードにリソースグループをフェイルオーバーします。
さらに、サーバーの障害モニターは Adaptive_Server_Log ファイルをスキャンし、エラーが見つかれば、それを訂正するアクションをとります。