クラスタ内の各ノードで次の作業を行います。
Sun Cluster 構成では、各種シェルのユーザー初期化ファイルは、それらが対話式のシェルから実行されていることを確認した上で、端末への出力を試みる必要があります。この方法に従わないと、予期しない動作やデータサービス妨害が発生する可能性があります。詳細については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』(Solaris 8) の「ユーザーの作業環境のカスタマイズ」を参照するか、『Solaris のシステム管理 (基礎編)』(Solaris 9) の「ユーザーの作業環境のカスタマイズ」を参照してください。
クラスタノード上にインストールするクラスタノード上でスーパーユーザーになります。
.cshrc または .profile ファイルの PATH および MANPATH エントリを変更します。
/usr/sbin および /usr/cluster/bin を含むように PATH を設定します。また、使用している構成に適用する次のようなボリューム管理ソフトウェア固有のパスも含めます。
ソフトウェア製品 |
PATH |
---|---|
VERITAS Volume Manager (VxVM) |
/etc/vx/bin |
VxVM 3.2 GUI |
/opt/VRTSvmsa/bin |
VxVM 3.5 GUI |
/opt/VRTSob/bin |
VERITAS File System (VxFS) |
/opt/VRTSvxfs/sbin、 /usr/lib/fs/vxfs/bin、および /etc/fs/vxfs |
MANPATH 環境変数に /usr/cluster/man を含めます。また、使用している構成に適用する次のようなボリューム管理ソフトウェア固有のパスも含めます。
ソフトウェア製品 |
MANPATH |
---|---|
Solstice DiskSuite/Solaris Volume Manager |
/usr/share/man |
VxVM |
/opt/VRTS/man |
VxVM GUI |
/opt/VRTSvmsa/man |
VxFS |
/opt/VRTS/man |
(省略可能) 管理を行いやすくするため、各ノードに同じ root パスワードを設定します。
データサービスソフトウェアパッケージをインストールします。
scinstall ユーティリティーを使用する場合は、データサービスソフトウェアパッケージをインストールする (scinstall)に進みます。
Web Start プログラムを使用して、Sun Cluster 3.1 10/03 Data Services リリースからデータサービスをインストールする場合は、データサービスソフトウェアパッケージをインストールする (Web Start)に進みます。