Solaris 8 または Solaris 9 オペレーティング環境を、サポートされている Maintenance Update リリースにアップグレードするには次の手順を実行します。
Solaris 8 を Solaris 9 ソフトウェアにアップグレードするには、ローリング以外のアップグレードを実行します。この手順は、Sun Cluster ソフトウェアと共にアップグレードする場合も、そうでない場合でも同じです。Sun Cluster 3.1 10/03 ソフトウェアへのアップグレード (ローリング以外)に進みます。
アップグレード用にクラスタを準備する (ローリング)のすべての手順を完了していることを確認します。
/etc/vfstab ファイル内のグローバルにマウントされているファイルシステム用のすべてのエントリを一時的にコメントアウトします。
この作業は、Solaris がアップグレード中にグローバルデバイスをマウントしないようにするために行います。
アップグレードする Solaris Maintenance Update バージョンのインストール手順に従います。
再起動するかどうかのプロンプトが表示されたときには、ノードを再起動してはなりません。
手順 2でコメントアウトした /a/etc/vfstab ファイル内のグローバルにマウントされたファイルシステム用のすべてのエントリをコメント解除します。
Solaris ソフトウェアの必須パッチとハードウェア関連のパッチをすべてインストールし、ハードウェアパッチに含まれる必須ファームウェアをすべてダウンロードします。
手順 6まで再起動しないでください。
ノードを非クラスタモードで再起動します。
次のコマンドに 2 つのダッシュ (--) を含めます。
# reboot -- -x |
Sun Cluster ソフトウェアをアップグレードします。