Sun Cluster 3.1 データサービス 10/03 ご使用にあたって

SAP liveCache Stop メソッドのタイムアウト (4836272)

Solaris 9 を実行している場合は、ネットワーク障害が発生時にデータサービスが正常に開始および停止するよう、liveCache リソースのプライマリとなることができる各ノード上の /etc/nsswitch.conf 構成ファイル内の publickey データベースに以下のエントリの 1 つを入力します。

publickey: 
publickey:  files
publickey:  files [NOTFOUND=return] nis 
publickey:  files [NOTFOUND=return] nisplus

Sun Cluster HA for SAP liveCache データサービスは、liveCache の開始および停止に dbmcli コマンドを使用します。クラスタノードのパブリックネットワークに障害が発生すると、ネットワークサービスが使用不能になることがあります。『Sun Cluster 3.1 Data Service for SAP liveCache ガイド』に説明があるアップグレードに加えて上記のエントリの 1 つを追加すると、su コマンドおよび dbmcli コマンドは NIS/NIS+ ネームサービスを参照しなくなります。