Solaris 8 または Solaris 9 OS を、サポートされているメンテナンスアップグレードリリースにアップグレードするには次の手順を実行します。
Solaris 8 を Solaris 9 ソフトウェアにアップグレードするには、ローリング以外のアップグレードを実行します。この手順は、Sun Cluster ソフトウェアと共にアップグレードする場合も、そうでない場合でも同じです。「Sun Cluster 3.1 9/04 ソフトウェアへのアップグレード (ローリング以外)」に進みます。
「ローリングアップグレード用にクラスタノードを準備する」 のすべての手順を完了していることを確認します。
ノードの /etc/vfstab ファイルでグローバルにマウントされたファイルシステムのすべてのエントリを一時的にコメントアウトします。
この作業は、Solaris がアップグレード中にグローバルデバイスをマウントしないようにするために行います。
『Solaris maintenance update installation guide』の指示に従って、メンテナンスアップグレードリリースをインストールします。
インストール処理の最後に再起動するかどうかのプロンプトが表示されても、ノードを再起動しないでください。
手順 2でコメントアウトした /a/etc/vfstab ファイル内のグローバルにマウントされたファイルシステム用のすべてのエントリをコメント解除します。
Solaris ソフトウェアの必須パッチとハードウェア関連のパッチをすべてインストールし、ハードウェアパッチに含まれる必須ファームウェアをすべてダウンロードします。
手順 6まで再起動しないでください。
ノードを非クラスタモードで再起動します。
次のコマンドに 2 つのダッシュ (--) を含めます。
# reboot -- -x |
Sun Cluster ソフトウェアをアップグレードします。