Sun Cluster 3.1 8/05 ご使用にあたって (Solaris OS 版)

SUNW.RGOffload

SUNW.RGOffload リソースタイプは、Sun Cluster の今後のリリースで使用できなくなる可能性があります。このリソースタイプの機能は、すべて RG_affinities リソースグループプロパティーとその "ネガティブアフィニティー" オプションを通して使用できます。

すでに SUNW.RGOffload リソースを構成してある場合は、次の操作を行い、RG_affinitiesリソースグループプロパティーの "ネガティブアフィニティー" オプションを使用してください。

ProcedureRG_affinities の ネガティブアフィニティー オプションを使用する

手順
  1. SUNW.RGOffload リソースに対するクリティカルリソースの依存性を削除します。


    # scrgadm -cj critical-rs -y Resource_dependencies=""
    
  2. SUNW.RGOffload リソースと SUNW.RGOffload リソースタイプを削除します。


    # scrgadm -nj rgofl
    # scrgadm -rj rgofl
    # scrgadm -rt SUNW.RGOffload
    
  3. クリティカルリソースグループ (クリティカルリソースを含む) に対してネガティブアフィニティーを持つように、非クリティカルリソースグループのプロパティーを変更します。


    # scrgadm -c -g non-critical-rg -y RG_affinities=--critical-rg
    

    注 –

    この例は、強いネガティブアフィニティーだけを示しています。オンラインリソースグループ全体にわたり、弱いネガティブアフィニティーなど、ほかのタイプの依存性も設定できます。オンラインリソースグループに対して依存性を設定する機能の詳細については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』「オンラインのリソースグループをクラスタノード間で分散する」を参照してください。