SUNW.RGOffload リソースタイプは、Sun Cluster の今後のリリースで使用できなくなる可能性があります。このリソースタイプの機能は、すべて RG_affinities リソースグループプロパティーとその "ネガティブアフィニティー" オプションを通して使用できます。
すでに SUNW.RGOffload リソースを構成してある場合は、次の操作を行い、RG_affinitiesリソースグループプロパティーの "ネガティブアフィニティー" オプションを使用してください。
SUNW.RGOffload リソースに対するクリティカルリソースの依存性を削除します。
# scrgadm -cj critical-rs -y Resource_dependencies="" |
SUNW.RGOffload リソースと SUNW.RGOffload リソースタイプを削除します。
# scrgadm -nj rgofl # scrgadm -rj rgofl # scrgadm -rt SUNW.RGOffload |
クリティカルリソースグループ (クリティカルリソースを含む) に対してネガティブアフィニティーを持つように、非クリティカルリソースグループのプロパティーを変更します。
# scrgadm -c -g non-critical-rg -y RG_affinities=--critical-rg |
この例は、強いネガティブアフィニティーだけを示しています。オンラインリソースグループ全体にわたり、弱いネガティブアフィニティーなど、ほかのタイプの依存性も設定できます。オンラインリソースグループに対して依存性を設定する機能の詳細については、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「オンラインのリソースグループをクラスタノード間で分散する」を参照してください。