データベースクライアント障害機能は、動的パフォーマンスビュー v$archive_dest に問い合わせ、アーカイブされた redo ログを格納できる場所をすべて割り出します。検証機能はアーカイブ先ごとにその健全性を確認するとともに、アーカイブされた redo ログを格納するだけの十分な空き領域があるかを確認します。
宛先が健全な状態であれば、検証機能は宛先ファイルシステム内の空き領域サイズを確認します。空き領域サイズがファイルシステムの容量の 10% 未満かつ 20M バイト未満の場合、検証機能はメッセージを syslog に出力します。
宛先が ERROR 状態にある場合、検証機能はメッセージを syslog に出力するとともに、動作可能かどうかを確認する処理を無効にします。この処理は、エラー状況が修復されるまで無効のままとなります。