Sun Cluster Data Service for Solaris Containers ガイド

Procedure非リブートパッチを大域ゾーンとローカルゾーンに適用する

非リブートパッチの場合、ノード上でパッチを適用したあとにノードをブートする必要はありません。稼働中のシステムにもパッチを適用できます。

手順
  1. 1 つのノードから、ゾーンリソースを含むリソースグループ内のすべてのリソースの監視を無効にします。


    # scswitch -n -M -j resource-list
    
  2. ゾーンがブートしない各ノードで、/etc/zones/index ファイルのゾーンのエントリをコメントアウトします。

    エントリをコメントアウトするには、エントリを含む行の先頭に # 文字を追加します。

  3. ゾーンが構成されているすべてのノードでパッチを適用します。

  4. 手順 2 で編集した各エントリからコメントを削除します。

  5. 手順 1 で監視を無効にしたリソースの監視を有効にします。


    # scswitch -e -M -j resource-list