保護グループにデータ複製デバイスグループを追加した場合、保護グループからそのデータ複製デバイスグループを削除することがあります。通常、ディスクセットに書き込むようにアプリケーションを構成したあとでそのディスクを変更することはありません。
データ複製デバイスグループを削除しても、複製は停止せず、またデータ複製デバイスグループの複製状態は変更されません。
保護グループを削除する方法については、「Hitachi TrueCopy 保護グループを削除する方法」を参照してください。保護グループからアプリケーションリソースグループを削除する方法については、「Hitachi TrueCopy 保護グループからアプリケーションリソースグループを削除する方法」を参照してください。
クラスタノードの 1 つにログインします。
この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
デバイスグループを除去します。
このコマンドは、ローカルクラスタ上の保護グループからデバイスグループを除去します。このコマンドは次に、パートナークラスタに同じ名前の保護グループが含まれている場合、新しい構成をパートナークラスタに伝達します。
# geopg remove-device-group device-group-name protection-group-name |
データ複製デバイスグループの名前を指定します
保護グループの名前を指定します
Hitachi TrueCopy 保護グループからデバイスグループが削除されるとき、対応する Sun Cluster リソース r-tc-protection-group-name-device-group-name が複製リソースグループから除去されます。結果として、それ以降、削除されたデバイスグループは監視されません。リソースグループは、保護グループが削除されるときに除去されます。
次に、Hitachi TrueCopy データ複製デバイスグループを除去する例を示します。
# geopg remove-device-group tcdg tcpg |