Sun WorkShop 入門

デバッグの開始

現在のプログラム、Sun WorkShop で以前に実行、デバッグしたプログラムのほか、Sun WorkShop のピックリストにない新規プログラムもデバッグすることができます 。

現在のプログラムの名前は、「デバッグ」ウィンドウのヘッダーに表示されます。ターゲットを構築すると、ターゲットと同じ名前のプログラムが (現在のディレクトリにあれば) 現在のプログラムになります。

プログラムのデバッグを開始するには、次の手順に従ってください。

  1. デバッグの状態を選択します。

    「デバッグ」⇒「高速実行モード」を選択すると、いつでもデバッグに切り替わるオプションが指定され、プログラムは通常どおりに実行されます。高速実行モードについては、「高速実行モード」を参照してください。

    「デバッグ」⇒「デバッグモード」を選択するか Sun WorkShop メインウィンドウの「デバッグ」ボタンをクリックすると、デバッガの機能を活用してプログラムのデバッグを行うことができます。

  2. デバッグするプログラムを選択します。

    現在のプログラムのデバッグを開始するには、Sun WorkShop メインウィンドウの「デバッグ」ボタンをクリックします。

    現在のプログラム以外のプログラムのデバッグを開始するには、次のいずれかの操作を行います。

    • 過去に Sun WorkShop で実行またはデバッグされたプログラムをデバッグする場合

      Sun WorkShop メインウィンドウまたは「デバッグ」ウィンドウのピックリストからプログラムを選択します。

    • ピックリストにないプログラムをデバッグする場合

      「デバッグ」⇒「新規プログラム」を選択して新しいプログラムを読み込みます。

    • 実行中の別のプロセスを接続する場合

      「デバッグ」⇒「プロセスを接続」を選択します。

    • プログラムの実行の失敗が原因で生成されたコアダンプファイルをデバッグする場合

      「デバッグ」⇒「コアファイルの読み込み」を選択します。

    これで、プログラムが読み込まれ、Sun WorkShop の「デバッグ」ウィンドウが表示されます (「Sun WorkShop の「デバッグ」ウィンドウ」を参照)。

  3. 「デバッグ」ウィンドウの「開始」または「継続」ボタンをクリックするか、「実行」⇒「開始」または「実行」⇒「継続」を選択して、プログラムを実行します。


    注 -

    デバッグを開始する前に、引数などの実行パラメータ、実行ディレクトリ、環境変数などを変更できます。「実行時の引数の変更」を参照してください。