Sun WorkShop 入門

データベースのインポート

複数のデータベースを、マージしないでインポートすることができます。sb_init ファイルを使用して複数のデータベースを読み込むと、このファイルが収められているディレクトリをブラウズすることができます。

データベースをインポートする場合は、次の手順に従ってください。

  1. sb_init ファイルの格納場所を指定します。

  2. コンパイル処理を行う各ディレクトリの sb_init ファイルに import コマンドを追加します。


    import absolute_or_relative_pathname
    

    absolute_or_relative_pathname には、パス名 (絶対パスまたは相対パス) を指定します。

  3. SUNPRO_SB_INITFILE_NAME 環境変数に sb_init ファイルを設定します。

    .login ファイルに次の行を追加します。


    setenv SUNPRO_SB_INIT_FILE_NAME path to sb_init file/sb_init
    

path to sb_init file には、sb_init ファイルが入っているディレクトリのパスを指定します。


注 -

ソースツリー全体のソースファイルを検索したり、データベースをブラウズしたい場合には、インポートオプションを指定します。ソースツリー内の各ディレクトリの sb_init ファイルに import コマンドを追加してください。



注 -

sb_init ファイルは、パターン検索モードで、複数のディレクトリからソースファイルを検索する場合や、ソースブラウズモードで、複数のディレクトリからブラウザデータベース (オブジェクトファイルを保存) を検索する場合に使用します。このため、sb_init ファイルに import コマンドを指定して、ソースディレクトリとオブジェクトディレクトリの両方を検索することもできます。