dmake のデフォルト構築モードを逐次モードから並列モード、分散モードに変更できます。
「オプション」をクリックして、「オプション」ダイアログボックスを開きます。
「カテゴリ」リストから、「分散メーク」を選択します。
必要な構築モードをクリックして、「オプション」ダイアログボックス (図 4-4) のテキストフィールドに入力します。
「構築」をクリックしてオプションを設定し、構築を開始します。
逐次モードで構築するには、「逐次」ラジオボタンをクリックします。テキストフィールドに入力する必要はありません。
並列モードで構築するには、「並列」ラジオボタンをクリックした後、実行する構築ジョブの最大数を「最大ジョブ数」テキストフィールドに指定します。ジョブの最大数を指定しないと、dmake はデフォルト値である 2 を使用します。
分散モードで構築するには、「分散」ラジオボタンをクリックした後、実行する構築ジョブの最大数を「最大ジョブ数」テキストフィールドに指定します。ジョブの最大数を指定しないと、dmake はグループ内のサーバに対して指定されたジョブの合計数を使用します。
「実行時の構成ファイル」テキストフィールドに設定されているデフォルトの名前やパスを使用しない場合には、使用する .dmakerc ファイルの名前やパスを入力します。 .dmakerc ファイルについては、「.dmakerc ファイル」を参照してください。
「構築サーバーグループ」テキストフィールドにグループ名を入力しない場合、dmake は .dmakerc ファイルのリストから最初のグループを選択して使用します。分散モードで実行しているとき、dmake は次のグループ (優先順位の高い順) にジョブを分散させます。優先順位は次のように決められています。
-g オプションの引数としてコマンド行で指定されたグループ
DMAKE_GROUP メークファイルマクロで指定されたグループ
DMAKE_GROUP 環境変数で指定されたグループ
実行時構成ファイルで指定された最初のグループ
「一時出力ディレクトリ」テキストフィールドに設定されたデフォルトの名前やパスを使用しない場合には、出力ディレクトリの名前やパスをこのフィールドに入力します。
分散構築の詳細については、「分散構築の実行」を参照してください。