「ボタン編集」ウィンドウにボタンを追加するには、次の手順に従ってください。
ボタンの上にテキストを表示するか、ボタンをアイコンで表すかを決定します。
テキストを表示する場合は、「テキスト」ラジオボタンをクリックして、テキストフィールドに表示したいテキストを入力します。
アイコンを表示する場合は、「アイコン」ラジオボタンをクリックして、アイコンが格納されているファイル名を入力します。
「. . .」ボタンをクリックして、アイコンファイルを選択するためのダイアログボックスを開きます。アイコンファイルとして選択できるのは、.xpm 形式のファイルのみです。Sun WorkShop のツールバーのアイコンは 20 × 20 ピクセルで設定されます。また、Sun WorkShop パレットの色以外は使用できません。
.xpm ファイルの作成には、CDE アプリケーションの dticon を使用できます。このほかの多くのグラフィックプログラムでも、ファイルを .xpm 形式で保存することができます。
「dbx コマンド」テキストフィールドに、ボタンがクリックされたときに実行される dbx コマンドを入力します。
使用可能なコマンドを確認したい場合は、「dbx コマンド」ウィンドウに commands と入力します。
引数を伴う dbx コマンドを実行するボタンを追加したい場合は、「ボタンを押したときに実行されるコマンドの対象:」領域のラジオボタンを選択して、コマンドに追加するテキストを指定する必要があります。
「なし」ラジオボタン (デフォルト) - テキストは追加されない
「選択されているテキスト」ラジオボタン - 現在選択されている Sun WorkShop テキストが追加される
「ファイル:選択されている行の番号」ラジオボタン - ファイル名と行番号が追加される
引数をコマンドに追加するのではなく、コマンドに引数を埋め込む場合は、コマンド文字列に %s と入力して、引数の位置を指定します。
たとえば、「dbx コマンド」テキストフィールドに次のように入力した場合、
stop at %s -temp
「ファイル:選択されている行の番号」ラジオボタンが選択されているとき、main.cc ファイルの 25 行目が選択されている状態でこのボタンをクリックすると、次のコマンドが実行されます。
stop at "main.cc":25 -temp
このコマンド文字列には、%s は 1 つしか取り込めません。また、エスケープ文字列を取り込むこともできません。たとえば、stop %%s -temp と入力すると、stop %"main.cc":25 となります。
「追加」をクリックすると、ボタン一覧にボタンが追加されます。