Sun WorkShop 入門

実行時検査の開始

メモリー使用状況の検査を有効にするには、次の手順に従ってください。

  1. 「デバッグ」ウィンドウで、「ウィンドウ」⇒「実行時検査」を選択します。

    「実行時検査」ウィンドウが表示されます (図 5-5 を参照)。

  2. 「デバッグ」ウィンドウまたは「実行時検査」ウィンドウで、「検査」⇒「メモリー使用状況検査を有効に」を選択します。

    「デバッグ」ウィンドウのステータス表示領域と「実行時検査」ウィンドウに、3 つの矢印が円を描いた形の青い記号が表示され、メモリー使用状況の検査が有効になったことを示します。

メモリーアクセスの検査を有効にするには、次の手順に従ってください。

  1. 「デバッグ」ウィンドウで、「ウィンドウ」⇒「実行時検査」を選択します。

    「実行時検査」ウィンドウが表示されます (図 5-5 を参照)。

  2. 「デバッグ」ウィンドウまたは「実行時検査」ウィンドウで、「検査」⇒「アクセス検査を有効に」を選択します。

    「デバッグ」ウィンドウのステータス表示領域と「実行時検査」ウィンドウに、中央に白いマイナス記号のある赤い円が表示され、メモリーアクセスの検査が有効になったことを示します。

    図 5-5 「実行時検査」ウィンドウ

    Graphic

    「ファイル」メニュー 

    エラーログを開いたり保存したりします。また、「実行時検査」ウィンドウから情報を消去したり、ウィンドウを閉じることもできます。 

    「リーク」メニュー 

    メモリーリークレポートの詳細レベルと内容を制御します。 

    「ブロック」メニュー 

    メモリーブロックレポートの詳細レベルと内容を制御します。 

    「オプション」メニュー 

    「デバッグオプション」ダイアログボックスの「実行時検査」カテゴリを表示します。 

    「検査」メニュー 

    メモリーの使用状況の検査や、メモリーアクセスの検査を選択します。 

    「最後に報告されたエラーの抑止」ボタン 

    プログラムの実行を継続する場合に、最後に報告されるエラーの報告を抑制します。エラーが報告された後、プログラムが停止したり、中断された場合に使用します。 

    「レポート表示」ラジオボタン 

    出力表示区画に表示する実行時検査レポート (アクセス、メモリーリーク、メモリーブロック) を制御します。 

    出力表示区画 

    アクセス、メモリーリーク、メモリーの使用状況に関するレポートが表示されます。プログラムの各回の実行または新しく要求されたレポートは、区切り線で区別されます。