Sun WorkShop 入門

値とデータの検査

評価とは、式の値に対して一度だけ行われる無作為抽出検査です。エディタウィンドウまたは「デバッグ」ウィンドウで、いつでも式を評価できます。また、プログラムが停止するたびに、「データ表示」ウィンドウで値の変更を追跡することができます。

評価の結果は、「デバッグ」ウィンドウの「データ履歴」区画に一覧表示されます。最後の評価の後に評価のコンテキストが変更されると、点線が表示されます。「データ履歴」区画の履歴リストには、以前に評価した式が保持されています。「データ履歴」区画を消去するには、「データ」⇒「消去」を選択します。

エディタウィンドウで式を評価する場合は、ソース表示でターゲットの変数か式を選択した後、次のいずれかの操作を行います。

値は「データ履歴」区画に表示されます。式のコンテキストが変更されるたびに、「データ履歴」区画に区切り線が挿入されます。

「デバッグ」ウィンドウで式を評価するには、次の手順に従ってください。

  1. 「式」テキストフィールドに変数か式を入力またはペーストします。

    検査したい式が「デバッグ」ウィンドウかエディタウィンドウに表示されている場合、式を選択してから「データ」⇒「選択項目を評価」を選択することができます。

  2. 「評価」ラジオボタンをクリックします。

  3. 「評価」ボタンをクリックするか、「データ」⇒「選択項目を評価」を選択します。


    注 -

    プログラムの停止中に「代入」ボタンで変数または式の値を変更できます。