Sun WorkShop 入門

セッションの管理

Sun WorkShop セッションでは、任意の数のプログラムをデバッグできます。デバッグされているプログラムのリストは、「活動状態セッション」ダイアログボックスと「デバッグ」ウィンドウのセッション区画に記録されるので、この中から任意のプログラムを選択して処理を中止したり、切り離したり、終了させることができます。また、プログラムを切り替えることもできます。なお、現在のプログラムは、矢印で示されています。

「活動状態セッション」ダイアログボックスを使用してセッションを管理するには、次の手順に従ってください。

  1. 「デバッグ」ウィンドウで、「デバッグ」⇒「セッション管理」を選択します。

    「活動状態セッション」ダイアログボックスが表示されます。

  2. スクロールリストからプログラムを選択します。

  3. 次のいずれかのボタンをクリックします。

    「現対象にする」 

    選択されたプログラムを現在のプログラムにします。選択されたプログラムのコンテキストに合わせて、スタック区画やエディタウィンドウなどの表示が変更されます。 

    「終了」 

    デバッグセッションを終了しないで、プログラムを終了します。 

    「切り離す」 

    選択されたプログラムまたはデバッグセッションを終了しないで、プログラムを切り離します。 

    「セッション終了」 

    選択されたプログラムを終了し、デバッグセッションを削除します。セッションが 1 つしかない状態で、このボタンをクリックすると、セッションが削除され、「デバッグ」ウィンドウにデバッグセッションがないことが表示されます。 

  4. 「閉じる」をクリックします。

「デバッグ」ウィンドウのセッション区画のセッションを管理するには、次の手順に従ってください。

  1. 「セッション/スレッド」区画が開かれていない場合は、サッシをスタック区画の上にドラッグして、「セッション/スレッド」区画を開きます。

  2. スレッド区画が表示されている場合は、区画の上部にある「セッション」ラジオボタンをクリックします。


    注 -

    複数のプログラムをデバッグする場合は、システムの処理速度がかなり低下する恐れがあります。不要になったセッションは、必ず中止するか、切り離すか、終了してください。