dbx コマンドによるデバッグ

特定フレームへの移動

frame コマンドは、up コマンドや down コマンドと同じような働きをします。このコマンドに where コマンドで得た番号を指定すると、その番号によって特定されるフレームに直接移動できます。このコマンドは、コマンド行でしか実行できません。


frame
frame -h
frame [-h] number
frame [-h] +number
frame [-h] -number

引数なしの frame コマンドは、現在のフレーム番号を出力します。number を指定すると、その番号によって示されるフレームに直接移動できます。“+”または“-”だけを指定すると、現在のフレームから 1 レベルだけ上 (+) または下 (-) に移動できます。また、正負の符号と number をともに指定すると、指定した数のレベルだけ上または下に移動できます。-h オプションをつけると、隠されたフレームもカウントされます。