検出マネージャは、ホスト、ルーター、ネットワーク、サブネットなどの検出 (IP アドレス指定の概要 を参照) 、および Sun Management Center エージェントが他のサーバコンテキストに設定されているオブジェクト (Sun Management Center のサーバコンテキストとセキュリティを参照) の検出を行います。
さらに、トポロジオブジェクトの検索とグループ化が可能です。これらのオブジェクトは、単一のハードウェアプラットフォームまたは共同のハードウェアプラットフォーム群と関連づけることができます。検出とグループ化の機能は、このような関連オブジェクトを効果的に管理します。この機能については、グループ化要求を持つマシンアーキテクチャのアドオン補足で説明しています。
追加情報は、プラットフォームの補足を参照してください。オブジェクト検出に関する重要なプラットフォーム固有情報を入手することができます。
検出要求は、1 つまたは複数作成することができます。各要求はそれぞれ個別のプロセスとして動作して、検出されたオブジェクトを管理ドメインに追加します。ただし、検出機能のサポート対象は管理ドメインのみで下位グループは対象外のため、要求が追加できるのは管理ドメインに限られます。
また、要求をスケジュール設定して、新規ホストを定期的に検出することも可能です。
全ての検出要求には、要求 ID が割り当てられます。要求 ID は、Sun Management Center 内部の要求に対する一意の識別子で、必ずしも連続した順序ではありません。要求 ID は、「検出要求」ウィンドウの「検出詳細 」領域に表示されます。
次の表は、「オブジェクト検出」ウィンドウに含まれるフィールドを示しています。
表 4–1 「オブジェクト検出」ウィンドウのフィールド
次の表は、「オブジェクト検出」ウィンドウに含まれるボタンを示しています。
表 4–2 「オブジェクト検出」ウィンドウのボタン
ボタン |
処理 |
---|---|
追加 |
「新しい検出要求」ウィンドウを介して新規の検出要求を作成します。 |
変更 |
選択された検出要求を変更します。 |
複製 |
選択された検出要求のコピーを作成します。 |
削除 |
選択された検出要求を削除します。 |
開始 |
選択された検出要求を起動します。この場合、実行中またはスケジュール設定された要求は選択できません。 |
停止 |
選択された検出要求の動作を中止します。この場合、実行中の要求しか選択できません。 |
ログ |
選択された検出要求が生成したログ結果を表示します。 |