この節では、一般的な CLI の手順について説明します。
対話型セッションを開始するには、コマンド installed-root-directory/sbin/es-cli の次に希望するグローバルパラメータを入力します。
CLI プロンプト (>) の次に login を入力します。
ホストプロンプトの次に、接続先のホスト名を入力します。
ログインプロンプトとパスワードプロンプトの次に、ユーザのログイン名とパスワードを入力します。
手順 1 から 手順 4 の入力例を示します。
installed-root-directory/sbin/es-cli parameters > login ホスト: myhost ログイン: mylogin パスワード: mypasswordログインに成功しました。 > |
CLI をバッチモードで起動する場合は、予め用意された CLI コマンドファイルを入力として使用し、次のコマンドを指定します。installed-root-directory/sbin/es-cli -b file
Sun Management Center のコンソールレイヤをインストールして、CLI フォルダの es-cli をダブルクリックします。
CLI 画面が表示されます。
login コマンドを入力します。
ログインプロセスプロンプトが表示されるので、希望するホスト名とユーザのログイン名を入力します。
次の例では、seattle がホストで susan がログイン名です。
> login ホスト: seattle ログイン: susan パスワード: > |
CLI の全コマンドのヘルプリストにアクセスするには、CLI プロンプトに help を入力します。
特定コマンドの詳細な説明を参照するには、help に続いてコマンド名を入力します。
例えば、getLoadedModules コマンドの詳細ヘルプにアクセスするには、次のように入力します。
> help getLoadedModules |
画面サイズを定義するには、height パラメータに表示する行数を設定します。
例えば高さ 20 行の画面を定義する場合は、次のように入力します。
> set height=20 |
出力を 1 ページに一括表示するには、more パラメータに on を設定します。
> set more=on |
log パラメータに、コマンドの記録先ファイル名を設定します。
> set log=/home/examples/log.3c254030 |
log パラメータの設定後は、後続のオブジェクトが全てファイルの後ろに追加されます。ファイルが存在しない場合は、新たに作成されます
このファイルは上書きされないため、複数のレコードを新規に作成する場合は、必ずファイルも作成してください。
記録を停止するには、log パラメータを解除します。
> unset log |
コマンド出力をファイルに記録するには、o パラメータに出力ファイル名を設定します。
> set o=/home/examples/output.3c254030 |
記録を停止するには、o パラメータを解除します。
> unset o |