「処理」タブは、現在のデータプロパティに対するアラーム処理が定義可能な場合にのみ表示されます。「処理」パネルを使用して、アラーム発生時の処理を事前に定義することができます。
定義可能な処理には、電子メールの送信や /var/opt/SUNWsymon/bin ディレクトリに格納されたスクリプトの実行などがあります。これらのスクリプトは、root アクセス権で実行します。
例えば、直前 5 分間の負荷平均のデータプロパティに危険アラームが発生したら必ずシステム管理者に電子メールを送信する、という処理を定義することができます。
以下のインスタンスに対して固有の処理を定義することができます (図 10–1を参照)。
特定のアラーム重大度 (危険、警告、注意、不確定) が発生した場合
アラームが閉じた場合
アラーム状態に何らかの変更が生じた場合
「処理」ボタンの右側のチェックボックスで、アラーム処理を自動実行するか手動実行するか指定できます。デフォルトでは、全処理が自動実行で設定されます。
「処理」ボタンをクリックすると、「処理の選択」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、記録されたアラーム処理を作成または変更することができます。次のいずれかの処理を実行できます。
電子メールの送信
スクリプトの実行
アラームの消去
アラーム処理の定義方法については、アラーム処理を登録するを参照してください。