Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

ctailを使用して Sun Management Center ログファイルを参照する

ctail コマンドは、循環ログファイルを読み込み、デフォルトでログファイルの最後の 15 行を標準出力に書き出します。

ctail コマンドは 4 つの引数を使用します。

ファイル名

ファイル名引数は、循環ログファイルのフルパス名です。ファイル名引数は必須です。

-f

-f オプションは、ログファイルの拡張を監視する際に使用します。ログファイルの拡張に従って、ファイルの後ろに追加されたメッセージも標準出力に書き出されます。ctail -f オプションは、UNIX tail コマンドの -f オプションと類似しています。

-l

-l オプションは、各メッセージの最初に絶対行番号を印刷する際に使用します。

-n

-nNumOfLines オプションは、表示された行番号を変更する際に使用します。デフォルトでは、最後の 15 行だけ印刷されます。

es-run インタフェースで ctail コマンドを使用する場合は、次のように入力します。


# /opt/SUNWsymon/sbin/es-run ctail [-f, -l, -n NumOfLines]  path_to_file_filename