ctail コマンドは、循環ログファイルを読み込み、デフォルトでログファイルの最後の 15 行を標準出力に書き出します。
ctail コマンドは 4 つの引数を使用します。
ファイル名引数は、循環ログファイルのフルパス名です。ファイル名引数は必須です。
-f オプションは、ログファイルの拡張を監視する際に使用します。ログファイルの拡張に従って、ファイルの後ろに追加されたメッセージも標準出力に書き出されます。ctail -f オプションは、UNIX tail コマンドの -f オプションと類似しています。
-l オプションは、各メッセージの最初に絶対行番号を印刷する際に使用します。
-nNumOfLines オプションは、表示された行番号を変更する際に使用します。デフォルトでは、最後の 15 行だけ印刷されます。
es-run インタフェースで ctail コマンドを使用する場合は、次のように入力します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-run ctail [-f, -l, -n NumOfLines] path_to_file_filename |