「ハードウェア」タブは、ご使用のシステムでサポートされていないと表示されません。
「ハードウェア詳細」ウィンドウ (図 6–3を参照) は、3 種類のシステム情報を提供します。
ハードウェアの概要
物理表示
論理表示
ご使用のハードウェアオブジェクに関する「ハードウェア」タブの追加情報は、プラットフォームの補足を参照してください。
「表示」メニューは、使用可能なハードウェア情報へのアクセスを提供します。
Sun Management Center ソフトウェアは、選択されたホストのハードウェアリソースを一覧表示します。以下は、ハードウェアの概要に表示される典型的な値です。
ホストに接続されているディスクの合計数
ホストに接続されているメモリーの合計容量
ホストに接続されているプロセッサの合計数
ホストに接続されているテープデバイスの合計数
上記は、実際の表示と異なる場合があります。また、詳細表示に表示されるオブジェクトのタイプに応じてリソースも変化します。
「総ディスク数」フィールドは、内部ディスクの数 のみを表示します。格納装置の一部であるディスク数は含まれません。
物理表示のシステムオプションを選択すると、選択したホストと実物そっくりの画像が表示されます。ただし、一部のシステムでは画像を表示することはできません。
この機能は、ホストがSun Management Center エージェントによって監視されている場合にのみ使用可能です。
マウスポインタを表示中のシステム画像上で移動すると、いくつかのコンポーネントが強調表示されます。コンポーネントの詳細は、表示ウィンドウの右領域に表示されます。コンポーネントのパス名は、ウィンドウ下の「コンポーネント」フィールドに表示されます。
コンポーネントにアラームがあると、コンポーネントの周囲にアラーム重大度を示す色の線が表示されます。これにより、ユーザは、コンポーネントの障害を一目で識別することができます。
一部のシステムでは、「現表示を回転」プルダウンメニューを通じて、正面表示、背面表示、側面表示などの切り替えを行うことができます。ただし、一部のシステムでは画像を表示することはできません。
システムによっては、コンポーネント (CPU ボード、I/O ボードなど) の画像も表示することができます。システムの画像上でマウスポインタを移動すると、個々のコンポーネント上でポインタが矢印からハンドアイコンに変わります。
強調表示されたコンポーネントをクリックして詳細画像を表示します。コンポーネントの詳細を確認したら、「上へ」をクリックして親システムの画像に戻ります。
選択したコンポーネントに Sun StorEdge™ A5000、A5100、A5200、T3 システムが接続されている場合、「表示」プルダウンメニューは、該当システムの下に接続されたデバイスを一覧表示します。Sun StorEdge A5000 シリーズのデバイスは、sena(0) や sena(1) などと表示されます。
これらのストレージデバイスは全て「表示」メニューから選択することができます。
「履歴」プルダウンメニューを使用すると、以前に選択した表示を再表示できます。
「詳細を再表示」ボタンをクリックすると、選択した物理コンポーネントの「詳細」ウィンドウ右側の「プロパティ/値」情報が更新されます。この手順を実行しない限り、この情報は物理表示を最初に開いた時点から変わりません。
「動的再構成」ボタンは、E4500 など特定のプラットフォームの物理表示と、論理表示に表示されます。詳細は、ハードウェアの補足を参照してください。
論理表示は、Sun Management Center エージェントで管理されるホストの構成を表示します (次の図を参照)。ただし、ping ホストでは表示できません。
「検索」ボタンをクリックして「検索」ウィンドウを表示します。次に、「検索」ウィンドウを使用して、表示ウィンドウの左側の論理表示トポロジでコンポーネントを検索します。検索されたコンポーネントは強調表示されます。コンポーネント名が画面右下の「コンポーネント」フィールドに表示されます。
検索機能では大文字と小文字を区別します。システムがコンポーネントを検出しないと、「詳細」ウィンドウの下に次のようなエラーメッセージが表示されます。
ノードが見つかりません。 |
検索機能は、最初に発見したインスタンスで停止します。例えば、boardという文字を入力すると、検索機能は常にboard(0)で停止します。次を検索する場合は、「次」ボタンをクリックします。特定のインスタンス名を検索する場合は、完全に名前を入力してください。例えば、board(2) と入力します。
「すべてを開く/デフォルトに戻す」ボタンをクリックすると、ウィンドウのトポロジ領域 (左側) の全てのコンポーネントアイコンを開いたり再度閉じたりできます。次の図に閉じている状態の表示を示します。
「すべてを開く」ボタンを押して、開いた状態のトポロジ表示を示します (次の図を参照)。
ボタンラベルが「デフォルトに戻す」に切り替わります。「デフォルトに戻す」を押すと、トポロジ領域の全てのコンポーネントアイコンが再度閉じます。
論理表示の詳細を再表示機能と動的再構成機能は、物理表示で説明した機能と同じです。詳細は、「詳細を再表示」ボタンおよび 「動的再構成」ボタンを参照してください。