Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

管理者、オペレーター、および一般機能

以下の表に、ユーザがデフォルトで実行できる各種機能を示します。各機能ごとに実行可能なユーザが X 印で示されています。

この表は、全てのモジュールに適応されます。ただし、各モジュールが自ら制御する固有の制限を持つ場合もあります。

表 18–1 ドメイン管理者、管理者、オペレーター、および一般機能

機能  

ドメイン管理者 

管理者 

オペレーター 

一般 

モジュールの読み込み 

 

 

 

モジュールの読み込み解除 

 

 

 

管理ドメインの作成 

 

 

 

管理ドメイン内でのグループの作成 

 

 

 

グループまたは管理ドメインへのオブジェクトの追加 

 

 

 

管理ドメイン、ホスト、モジュールの表示 

ACL ユーザまたはグループの設定 

 

 

 

モジュールの無効化と有効化 

 

 

モジュールの使用可能スケジュールの設定 

 

 

 

アラーム制限の設定 

 

 

規則パラメータの設定 

 

 

アラーム処理の実行 

 

 

任意コマンドの実行 

 

 

再表示間隔の設定 

 

 

手動再表示の開始 

履歴ログの有効化と無効化 

 

 

履歴ログパラメータの設定 

 

 

イベントの肯定応答、削除、対処 

 

 

イベントの表示 

 

Sun Management Center ソフトウェアの上記カテゴリは、包括関係を維持します。つまり、esadm 特権を持つユーザは、esops 特権を持つユーザと全く同じ操作を実行することができます。管理者は、esops ユーザが esadm ユーザより多くの操作を実行できるように、デフォルト権限を変更することが可能です。包括関係とは、esopsesadmesdomadm の各権限が同等であることを意味します。

デフォルト権限を無効にする方法については、デフォルトのエージェント特権を無効にするを参照してください。