以下の表に、ユーザがデフォルトで実行できる各種機能を示します。各機能ごとに実行可能なユーザが X 印で示されています。
この表は、全てのモジュールに適応されます。ただし、各モジュールが自ら制御する固有の制限を持つ場合もあります。
表 18–1 ドメイン管理者、管理者、オペレーター、および一般機能
機能 |
ドメイン管理者 |
管理者 |
オペレーター |
一般 |
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モジュールの読み込み |
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x |
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モジュールの読み込み解除 |
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x |
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管理ドメインの作成 |
x |
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管理ドメイン内でのグループの作成 |
x |
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グループまたは管理ドメインへのオブジェクトの追加 |
x |
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管理ドメイン、ホスト、モジュールの表示 |
x |
x |
x |
x |
ACL ユーザまたはグループの設定 |
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x |
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モジュールの無効化と有効化 |
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x |
x |
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モジュールの使用可能スケジュールの設定 |
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x |
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アラーム制限の設定 |
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x |
x |
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規則パラメータの設定 |
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x |
x |
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アラーム処理の実行 |
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x |
x |
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任意コマンドの実行 |
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x |
x |
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再表示間隔の設定 |
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x |
x |
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手動再表示の開始 |
x |
x |
x |
x |
履歴ログの有効化と無効化 |
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x |
x |
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履歴ログパラメータの設定 |
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x |
x |
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イベントの肯定応答、削除、対処 |
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x |
x |
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イベントの表示 |
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x |
x |
x |
Sun Management Center ソフトウェアの上記カテゴリは、包括関係を維持します。つまり、esadm 特権を持つユーザは、esops 特権を持つユーザと全く同じ操作を実行することができます。管理者は、esops ユーザが esadm ユーザより多くの操作を実行できるように、デフォルト権限を変更することが可能です。包括関係とは、esops、esadm、esdomadm の各権限が同等であることを意味します。
デフォルト権限を無効にする方法については、デフォルトのエージェント特権を無効にするを参照してください。