Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

Sun Management Center のグループ

以下のグループは、Sun Management Center サーバの設定中に、サーバホスト上にデフォルトで作成されます。

また、仮想グループに属する Sun Management Center の全ユーザを ANYGROUP と呼びます。

上述したグループは、Sun Management Center のサーバレイヤが動作するマシン上で定義する必要がありますが、他のマシンで定義する必要はありません。以下の節では、これらのグループの詳細について説明します。


注 –

上述したグループは、/etc/group ファイルに定義されます。


Sun Management Center のオペレーター (esops)

グループ esops に所属する Sun Management Center ソフトウェアのユーザは、通常オペレーターユーザとして管理システムの実行、監視、ある値度のパラメータの設定などを行います。esops の実行可能な操作には、一般ユーザに許可される操作の一部が含まれます。

Sun Management Center の管理者 (esadm)

グループ esadm に所属するユーザは管理者操作を実行できます。管理者操作は、オペレーターユーザが実行可能な操作のスーパーセット (上位集合) です (Sun Management Center のオペレーター (esops)を参照)。さらに、管理者ユーザ (esadm) は、オペレーターユーザ (esops) が実行可能な全操作のほかに以下の操作を実行できます。

Sun Management Center のドメイン管理者 (esdomadm)

esdomadm に所属するユーザは、以下のドメイン管理者操作を実行できます。


注 –

上述した特権を除けば、esdomadm に所属するユーザは、別の設定がない限り一般ユーザと変わりません。