レポート用のデータは、エージェントマシン上で記録されたデータしか返すことができません。データのロギングは、次のプロパティに対して有効にしておく必要があります。データ可用性ダイアログボックスを使用すると、ロギングを有効にしているデータプロパティをホストごとに確認できます。アクティブではないホストの情報も提供されます。アクティブでないホストとは、すでにトポロジに含まれていない (または、サーバーコンテキスト内に含まれていない) が、データベースに履歴データを持っているホストのことです。
次の 3 つのタブの情報が利用できます。つまり、収集有効、収集無効、および アクティブでないホストです。各タブには 2 つの表があります。1 番目の表には、ホスト名、該当ポート、および前回のデータ収集時間のリストが表示されます。2 番目の表には、プロパティ名、索引番号、モジュール名、およびモジュールのインスタンスデータなど、プロパティについての情報のリストが表示されます。当該ホストに対して前回収集されたデータのプロパティが表示されます。表が拡大して、ホストに対して収集された全てのデータプロパティが表示されます。列見出しのセル境界をドラッグすると、列の幅を変更できます。また、列見出しをダブルクリックして、表をソートすることもできます。
表の情報は 1 時間ごとに更新されますが、「アクティブでないホスト」やデータの収集が無効なホストについては更新されません。Performance Reporting Manager をインストールした直後では、「データ可用性」ダイアログボックスにデータが表示されるまで 1 時間ほどかかる可能性があります。
記録されたデータプロパティは、パフォーマンスレポートのみに使用されます。
レポートマネージャの「ファイル」メニューから「データ」を指定して、「データ可用性」を選択します。
「データ可用性」ダイアログボックスが開きます。
希望のタブを選択します。
収集有効 – データの収集が有効なホストについての情報を選択します。
収集無効 – データの収集が無効なホストについての情報を選択します。
アクティブでないホスト – すでにアクティブではないが、まだ履歴データが利用できるホストについての情報を選択します。
1 番目の表から、希望のホストの行を選択します。
2 番目の表に、当該ホストのデータプロパティが表示されます。
「閉じる」をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。