カスタムレポート要求を作成する場合は、レポートテンプレートで、レポートに取り込むデータプロパティを選択する必要があります。
また、特定のプロパティを追加する場合は、モジュールインスタンスまたはモジュールインスタンスまたはプロパティインスタンス、あるいはその両方を入力する必要があります。モジュールインスタンスは、マルチインスタンスモジュール (ファイルモニタリング、ディレクトリサイズモニタリングなど) にのみ必要となります。マルチインスタンスモジュールの例には、ファイルモニタリングまたはディレクトリサイズモニタリングが含まれます。各インスタンスを使用して、さまざまなファイルやディレクトリを監視することができます。
プロパティインスタンスは通常、記録されたプロパティに付けられたインスタンス名になります。たとえば、4 つの CPU を搭載したマシンの場合、これらの CPU は、0、1、2、3 と番号付けされます。たとえば、3 番の CPU のパフォーマンスが必要な場合は、この CPU プロパティのプロパティインスタンスとして 3 を指定します。指定ホストに対して、存在する全てのインスタンスをレポートに含めたい場合は、プロパティインデックスとして「選択されたプロパティの全インスタンス」を指定します。詳細については、『Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド』を参照してください。
新規レポート要求テンプレートのデータプロパティフィールドから「編集」をクリックします。
「パフォーマンスレポート要求のデータプロパティを選択」または「プロパティチューザ」ダイアログボックスが開き、2 つの区画 (左側に「選択するプロパティ」、 右側に「選択されたプロパティ」) が表示されます。
鍵印をクリックして、左区画の階層表示を展開します。
データプロパティは、階層の第 3 レベルに表示されています。
希望するプロパティを指定して、「追加」をクリックします。
プロパティが右区画に移動します。必要に応じて、「モジュールインスタンス」または「プロパティインデックス」フィールドが、ダイアログボックスの左隅でアクティブになります。
「モジュールインスタンス」テキストフィールドと「プロパティインデックス」テキストフィールドに入力します (省略可能)。
マルチインスタンスモジュールの場合は、必要なモジュールインスタンスを指定します。
希望するプロパティを全て追加したら、「了解」をクリックします。
「パフォーマンスレポート要求のデータプロパティを選択」または「データプロパティの選択」ダイアログボックスが閉じます。レポートテンプレートの入力を続けます。
次の図は、「パフォーマンスレポート要求のデータプロパティを選択」 ダイアログボックスの例です。