次の図は、ネットワーク上で Service Availability Manager をどのように使用できるかを示しています。
この例では、単一の Sun Management Center サーバと 3 つのエージェントが示されています。
ホスト A は米国に置かれています。Web サーバが起動しています。HTTP サービス要素モジュールがロードされています。
ホスト B は中国に置かれています。HTTP 合成トランザクションモジュールがロードされています。
ホスト C は日本に置かれています。2 つの HTTP 合成トランザクションモジュールがロードされています。
ホスト D はインドに置かれています。このホストにはエージェントがありません。Web サーバが起動しています。
この構成の場合、ホスト A のシステム管理者はローカルで実行されている Web サーバを監視できます。このシステム管理者は、さらに、ホスト A の Web サーバの状態および性能を、ホスト B および C からリモートで確認することができます。ホスト B および C にロードされた HTTP 合成トランザクションモジュールにより、リモート監視が可能になります。
ホスト D では、Web サーバが起動していますが、エージェントはインストールされていません。したがって、システム管理者はローカルでサービスを監視できません。ただし、このサービスはホスト C からリモート監視することができます。ホスト C にロードされている HTTP 合成トランザクションモジュールにより、ホスト D の Web サーバのリモート監視が可能になります。