フェイルオーバーが有効状態であるとき、システム表には黒い印が表示されます。これはシステムの状態が未確定であることを意味します。
回避策: この状態は無視してもかまいません。システムの機能には影響しません。フェイルオーバーが完了すると、黒い印は表示されなくなります。
Sun Fire 15K/12K システムコントローラ (SC) 上でプラットフォームエージェントを実行していると、メモリリークが発生します。このメモリリークの量はごくわずかで、システムにはほとんど影響しません。
回避策: メモリリークが 10M バイトを超えるような場合、SC のプラットフォームエージェントを停止および再起動します。
Sun Fire 15K/12K プラットフォームオブジェクトを作成した後、Sun Management コンソールの右側のパネルにあるプラットフォームアイコンが表示されなくなることがあります。
回避策: 次に示す回避方法のどちらかを選択します。
プラットフォームアイコンを使用しない場合、Sun Management Center コンソールの左側のパネルにある階層を使って移動します。
プラットフォームアイコンを使用したい場合、次のコマンドを使用して、アイコンファイルを適切なディレクトリにコピーします。
# cp \ /opt/SUNWsymon/classes/base/console/cfg/topoimages/sf15000-platform-xlarge.gif \ /var/opt/SUNWsymon/cfg/deviceimages/Starcat-sf15000-platform-xlarge.gif |
新しいファイル名は元のファイル名とは異なります。
システムコントローラ (SC) 上の System Management Services (SMS) が停止した後に、エージェントの自動キャッシュリフレッシュ (通常は、1 時間ごとに 1 回) が発生すると、Sun Management Center のプラットフォームエージェントも停止します。このような動作が発生するのは、非常に短い間隔でプラットフォームエージェントの起動および停止を繰り返した場合だけです。
たとえば、プラットフォームエージェントを 1 分間停止して、2 分間起動すると、この動作が発生します。
回避策: プラットフォームエージェントの起動と停止の間隔を長くします。たとえば、プラットフォームエージェントを 3 分間停止して、5 分間起動します。プラットフォームエージェントが停止した場合、まず、SMS を再起動し、次に、Sun Management Center のプラットフォームエージェントを再起動します。