Sun Management Center コンソールの XML 構成の管理オプションを使って XML ファイルを開き、編集することができます。さらに、このファイルに含まれている任意の構成情報を未構成のファブリックに適用することができます。未構成のファブリックとは作成および起動はされているファブリックで、メンバーデータ (コンピュートノード名称など) がまだ指定されていないファブリックを指します。
XML ファイルを開き、編集する場合、このファイルが未構成ファブリックと関連付けられていなくてもかまいません。ただし、このファイルを使ってファブリックを構成する場合には、このファブリックがあらかじめ作成、起動されていなければなりません。詳細は、『Sun Fire Link Fabric Administrator's Guide』の付録 B「Importing Preconfigured XML Files Using the Manage XML Configurations Option」 (4841740)を参照してください。
XML 構成の管理オプションを選択すると、2 つのダイアログウィンドウが表示されることがあります。「構成」ウィンドウが 1 つだけ表示される場合は、構成をそのまま続けることができます。ダイアログウィンドウが 2 つ表示される場合は、アクティブウィンドウにエラーのラベルが、アクティブでないウィンドウに構成のラベルがそれぞれ表示されます。そして、「エラー」ウィンドウには、次のメッセージが表示されます。
FM 情報値を取得します |
このメッセージは、新たに作成されたファブリック名にファブリックデータがまだ含まれていないために生成されます。このメッセージを無視し、XML 構成ファイルのインポートを続けてください、
回避策: 次の手順に従って、XML ファイルのファブリックデータを空のファブリックに適用します。
「エラー」ダイアログウィンドウの「了解」ボタンをクリックします。
「エラー」ウィンドウが閉じられ、「構成」ウィンドウがアクティブウィンドウになります。
「構成」ダイアログウィンドウの「対象ディレクトリ」フィールドに、インポートしたい XML 構成ファイルが含まれているディレクトリの完全なパスを入力し、Return キーを押します。
指定したディレクトリに含まれているファイルの一覧がウィンドウに表示されます。
インポートする XML 構成ファイルを選択します。選択したファイル名が「ファイル名」フィールドに表示されます。
「開く」ボタンをクリックしてこのファイルを開きます。
ファイルの内容が表示領域に表示されます。ファイルの内容を変更する場合は、ここでファイルを編集できます。この内容を使ってファブリックを構成する場合は、手順 5 に進みます。
手順 2 で Return キーを押してから、手順 3 で、必要な XML ファイルを選択してください。ファイルを選択せずに「ファイル名」フィールドにファイル名を手動で指定することはしないでください。ファイル名を手動で指定すると、ファイルを開くことができなくなります。
「構成」ボタンをクリックして、XML ファイルの内容をファブリックに適用します。