Sun Management Center 3.5 Update 1 ご使用にあたって

Sun Management Center のバグ

個々のユーザが サーバサポートモジュールの ACL に追加されない (4843429)

エージェントの ACL から esadm グループを削除してから、エージェントの ACL に個々のユーザを追加しても、サーバサポートモジュールの ACL にユーザが自動的に追加されません。 サーバサポートモジュールがユーザと共にアップデートされないので、サーバサポートモジュールは Performance Reporting Manager の有効化または無効化を許可しません。 次のメッセージが表示されます。


Unable to enable/disable PRM data collection on an  agent with new user

対処方法: エージェントの ACL に esadm グループを追加し、esadm グループに個々のユーザを追加します。

Sun Management Center が、正常に終了したエージェントアップデートが失敗したと誤って報告する (4994784)

Job Manager のユーザインタフェースが、正常に終了したエージェントアップデート操作を「Failed」と示します。 エージェントアップデート操作が Manage Jobs GUI (グラフィカルユーザインタフェース) を使用して実行されると、操作の状態が 2 つのレベルで成功または失敗と記されます。

個々の状態は、エージェントとサーバ間の SNMP 通信を通じ、ホストからサーバに報告される状態情報をベースにしています。 状態は、以下の条件下では正確にならない場合があります。

対処方法: サーバホストの詳細ウィンドウの「View Logs」タブを使用し、サーバホストの InstallServer.log を表示します。 操作の詳細は、操作が実行されるターゲットホストの /var/opt/SUNWsymon/install/agent-update.log にあります。

モジュール構成プロパゲーション (MCP) がファイアウォール経由で動作しない (4796734)

モジュール構成プロパゲーション (MCP) は、単一の事前定義されたポートを通じて Sun Management Center の Web サーバに読み書きを実行します。 デフォルトポートは 8080 です。Web サーバがファイアウォールの後ろにある場合、MCP は Web サーバから問題なく読み取りを行なえますが、Web サーバへの書き込みに問題が生じます。 Web サーバが MCP との通信を確立すると、サーバはジョブを実行するよう任意にポートを割り当てます。 Web サーバが割り当てるポート番号を指定することはできません。

対処方法: なし