Sun Management Center 3.5 Update 1 ご使用にあたって

起動スクリプトがエラーメッセージ Could not start Grouping service または Could not start Platform Agent を表示する可能性がある (4851517, 5016981)

これらのエラーメッセージは、Sun Fire 15K システムコントローラから es-guiinst コマンドを実行しようとした場合、または Sun Management Center コンポーネントが高負荷のマシンで起動された場合に表示されます。

次のエラーメッセージが表示される可能性があります。


Could not start component

さらに、特定のコンポーネントプロセスが特定の時間内に起動を開始しないと、実際にはコンポーネントが正常に起動されているにもかかわらず、この同じエラーメッセージが表示されることがあります。

この問題は、Grouping サービスの場合にも、Platform Agent コンポーネントの場合にも発生しています。

スクリプトの起動では、次のアクションが行われます。

負荷の高いマシンでは、ステータスチェックの返答が間に合わないために、ステータスチェックが正しくないというエラーになることがあります。 このエラーは、結果が n 秒以内に戻されなかったために起ります。

対処方法: 次の手順を行います。

  1. 以下の処理が動作中であるかを確認します。

    • Agent

    • Topology サービス

    • Trap-handler サービス

    • Configuration サービス

    • Event-handler サービス

    • Metadata サービス

    • Platform Agent

    • Instances of Platform Agent

    次のコマンドを入力します。


    /usr/bin/ps -eaf | grep esd
    
  2. グルーピングサービスが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。


    /usr/ucb/ps —wwxa | grep SunMCService
    

  3. Java サーバが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します。


    /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep ServerMain
    

  4. Web サーバが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。


    /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep tomcat
    

  5. ハードウェアサービスが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。


    /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep HWDS
    

  6. 動作していないサービスがある場合は、マシンの負荷を減らしてから Sun Management Center の各プロセスを再起動してください。