これらのエラーメッセージは、Sun Fire 15K システムコントローラから es-guiinst コマンドを実行しようとした場合、または Sun Management Center コンポーネントが高負荷のマシンで起動された場合に表示されます。
次のエラーメッセージが表示される可能性があります。
Could not start component |
さらに、特定のコンポーネントプロセスが特定の時間内に起動を開始しないと、実際にはコンポーネントが正常に起動されているにもかかわらず、この同じエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題は、Grouping サービスの場合にも、Platform Agent コンポーネントの場合にも発生しています。
コンポーネントプロセスを開始します。
n 秒間、休止状態になります。
プロセスのステータスをチェックし、成功か失敗かを報告します。
負荷の高いマシンでは、ステータスチェックの返答が間に合わないために、ステータスチェックが正しくないというエラーになることがあります。 このエラーは、結果が n 秒以内に戻されなかったために起ります。
対処方法: 次の手順を行います。
以下の処理が動作中であるかを確認します。
Agent
Topology サービス
Trap-handler サービス
Configuration サービス
Event-handler サービス
Metadata サービス
Platform Agent
Instances of Platform Agent
次のコマンドを入力します。
/usr/bin/ps -eaf | grep esd |
グルーピングサービスが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep SunMCService |
Java サーバが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep ServerMain |
Web サーバが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep tomcat |
ハードウェアサービスが動作中であるかどうかを確認するには、次のコマンドを入力します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep HWDS |
動作していないサービスがある場合は、マシンの負荷を減らしてから Sun Management Center の各プロセスを再起動してください。