Sun Management Center のサーバソフトウェアは、インストール後にサーバシステムをリブートすると自動的に起動します。サーバへはコンソールからアクセスします。
Sun Management Center のコンソールを起動するには、次のコマンドを入力します。
% installed-root-directory/sbin/es-start -c |
ルートディレクトリのデフォルト設定は /opt/SUNWsymon です。
ログイン画面が表示されます。
一部の Sun Management Center 機能へは Web ブラウザからもアクセスできます。詳細は、第 15 章「Web コンソールによるオブジェクトの管理」を参照してください。
有効なユーザ名、パスワード、サーバホスト名を該当するフィールドに入力します。
ユーザアカウントは、Sun Management Center サーバの /var/opt/SUNWsymon/cfg/esusers ファイルにまとめる必要があります。
サーバのポート番号や通信セキュリティレベルを変更する場合は、「オプション」をクリックしてください。
Return キーを押すか「ログイン」ボタンをクリックします。
このサーバへのログインが初めての場合やホームドメインが未設定の場合は、 「ホームドメインの設定」ウィンドウ が表示されます。ホームドメインは、ユーザが特定サーバにログインすると表示される管理ドメインです。「ホームドメインの設定」ダイアログボックスは、コンソールの起動のたびに、ユーザがホームドメインを設定するまで毎回表示されます。
インストール時は、デフォルトドメインという名前のデフォルト管理ドメインが作成されます。デフォルトドメインは 1 つのオブジェクト (ご使用のサーバホスト) から構成されます。デフォルト管理ドメインを使用するためには、「デフォルトドメイン」を選択して 「ジャンプ先」ボタンをクリックします。ホームドメインの設定の詳細は、「ホーム管理ドメインを設定する」を参照してください。
この時点でユーザ独自の管理ドメインを生成したり他のタスクを実行する場合は、次を参照してください。
独自の管理ドメインのオブジェクトを作成する方法については、「管理ドメインの生成」を参照してください。
メインコンソールウィンドウの使用方法については、第 5 章「Sun Management Center におけるオブジェクト管理」を参照してください。
監視機能の使用方法については、第 8 章「データプロパティの監視」を参照してください。
追加の管理ドメインの作成方法については、「管理ドメインを作成する」を参照してください。
メインコンソールウィンドウの「ファイル」ウィンドウから「閉じる」を選択します。
コンソールが表示され、再びログインできる状態になります。
「ホームドメインの設定」ウィンドウへアクセスするには、メインコンソールウィンドウの「ファイル」メニューから「ホームドメインの設定」を選択します。
「ホームドメインの設定」ウィンドウは、このサーバへのログインが初めての場合、あるいはホームドメインが未設定の場合に自動的に表示されます。
「ホームドメインの設定」ウィンドウで、ホームドメインとして設定する管理ドメイン名を選択します。
選択した管理ドメインが強調表示されます。
「ホームの設定」ボタンをクリックします。
「ホームドメインの設定」ダイアログボックスの下部に、次のメッセージが表示されます。
ホームドメインを設定しています...お待ちください。 |
ホームドメインが設定されると、メッセージが変わります。
ホームドメインを設定しました。 |
デフォルト管理ドメインがホームドメインとして設定され、メインコンソールウィンドウにホームドメインの情報が表示されます。詳細は、「管理ドメインの概念」を参照してください。
ホームドメインとして設定せずに管理ドメインを使用する場合は、「ジャンプ先」ボタンをクリックします。選択した管理ドメインがメインコンソールウィンドウに表示されます。この場合ホームドメインは設定されません。再びコンソールを起動すると「ホームドメインの設定」ウィンドウ が表示されます。
「閉じる」ボタンをクリックします。
メインコンソールウィンドウに選択したホームドメインが表示されます。