Sun Management Center には、ベースレイヤーと呼ばれる、インストールを必要とする 3 つの主要コンポーネントとしてサーバー、エージェント、JavaTM コンソールがあります。サーバーは、中心となるホスト上に存在する、管理サービスを可能にするプロセスの集合です。エージェントは、監視対象のホスト上にここに存在する 1 つのプロセスです。Java コンソールは、ユーザーがエージェントを監視、管理するのに使用するウィンドウで、これが製品の主要ユーザーインタフェースです。
Sun Management Center 3.6.1 を使用するには、次のようにインストールする必要があります。
サーバー – 少なくとも 1 台のマシンにインストールします。
サーバーをインストールすると、そのサーバーマシンに Sun Management Center エージェントもインストールされます。
エージェント – 監視するすべてのマシンにインストールします。
Java コンソール – Sun Management Center へのログインに使用するすべてのマシンにインストールします。
導入にあたっては、次の点を考慮する必要があります。
どのマシンで、Sun Management Center サーバーを実行するか。
どのマシンを監視、管理するか。どのマシンに、Sun Management Center エージェントをインストールする必要があるか。
どのマシンで、Sun Management Center コンソールを実行するか。どのマシンに、Java コンソールをインストールする必要があるか。
本稼働または開発環境のどちらをインストールするか。本稼働環境では、Sun Management Center を使用して、ハードウェアを監視、管理します。開発環境では、製品と連携するモジュールを開発、テストします。本稼働環境と開発環境の詳細は、『Sun Management Center 3.6.1 Developer Environment Reference Manual』を参照してください。
どのアドオン製品を使用するか。Sun Management Center には、その機能セットを拡張して、特定のソフトウェア製品あるいはハードウェアプラットフォームと連携できるようにするアドオン製品があります。製品と、各種環境におけるその動作の仕組みの詳細は、 「Sun Management Center 関連のマニュアルリソース」の一覧に示されているマニュアルを参照してください。
製品を使用するには、そのコンポーネントとアドオンの「インストール」に加えて、それらの設定を行う必要があります。