Sun Enterprise 10000 SSP 3.3 ユーザーマニュアル

obp ファイル

obp ファイルはドメインの起動プロセスで重要な役割を果たします。OBP は SBus を調べて、どこにどのデバイスが接続されているのかを確認し、この情報をデバイスツリーの形でオペレーティングシステムに渡します。デバイスツリーを表示するには、prtconf コマンド (詳細は、SunOS のマニュアルページ prtconf(1M) を参照) を使用します。

obp は、SBus カード上の FCode の解釈と実行も行います。FCode は、起動の完了に必要な、簡単な読み込み可能なドライバを提供します。また、FCode は起動時に必ず読み込まれるカーネルデバッガも提供します。