名前 | 形式 | 注意 | 機能説明 | ファイル | 関連項目
このコマンドは手動では実行しないでください。このコマンドは SSP スタートアップスクリプトによって自動的に呼び出され、必要に応じて再起動されます。
cbs サーバープログラムは、SSP で実行されているクライアントプログラムが、Sun Enterprise 10000 の制御ボードにアクセスできるようにします。cbs はさらに、Sun Enterprise 10000 の JTAG 走査データベースへ単独でアクセスするほか、すべての JTAG 操作のロックマネージャーともなります。
cbs はクライアントの要求を CBMP (Control Board Management Protocol) メッセージに変換し、Sun Enterprise 10000 の制御ボードで動作している制御ボードエグゼクティブ (CBE) に渡します。cbs は domain_config(4) と cb_config(4) に基づき、管理すべきプラットフォームを判別し、通信に使用する制御ボードを判別します。
CBE と cbs の間の通信プロトコルによって、SSP アプリケーションは、制御ボードのリソースの検索と変更、JATG 走査、監視スクリプトの実行要求を行います。
各 SSP が一度に実行できる cbs のインスタンスは 1 つだけです。
以下のファイルがサポートされます。
$SSPVAR/data/Ultra-Enterprise-10000 - Sun Enterprise 10000 の JTAG 走査データベース
$SSPVAR/pids/cbs.pid - プロセス ID ファイル
$SSPVAR/.ssp_private/domain_config - ドメイン設定ファイル
$SSPVAR/.ssp_private/cb_config - 制御ボード設定ファイル