名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | ファイル | 関連項目
ssp_config はいくつかの SSP 設定ファイルを設定し、制御ボードに tftpboot 情報を提供します。SSP ソフトウェアをインストールし、SSP をはじめて起動すると、オペレーティングシステムのスタートアップスクリプトによって ssp_config が自動的に実行されます。スーパーユーザーでログインした場合は、 ssp_config を手動で実行することもできます。
スタートアップスクリプトが ssp_config を実行すると、システム (プラットフォーム) 名、システム内の制御ボード数、制御ボード 0 の名前、および制御ボード 1 の名前を求めるプロンプトが出されます。さらに主制御ボードの指定を求め、ネームサービスまたはローカルファイルを通じて制御ボードの IP アドレスを自動的に決定しようとします。自動的な決定がうまくいかない場合は、IP アドレスを指定するためのプロンプトが表示されます。システムが完全に初期設定されるのは、 ssp_config が必要な情報をすべて受け取ってからです。
以下のオプションをサポートしています。
スペアの SSP をメイン SSP として設定します。このオプションを使用するのは、SSP に障害が発生し、二次 (スペア) SSP または他の SPARCstation を利用できるときです。 詳細は、『Solaris 8 Sun ハードウェアマニュアル』の「Sun Enterprise 10000 Server へのインストール」のセクションを参照してください。
cb_config(4) ファイルの制御ボードの設定を変更します。ssp_config cb を実行すると、主制御ボードの指定変更、または制御ボードの交換、追加、削除を促す一連のプロンプトが表示されます。プラットフォーム名を変更することはできません。
注意 - ssp_config cb を使用する前に『Sun Enterprise 10000 SSP ユーザーマニュアル』に記載されている重要な情報を参照してください。
以下のファイルがサポートされます。
/etc/inetd.conf
$SSPETC/ssp_env.sh
$SSPVAR/.ssp_private/cb_config
$SSPVAR/etc/platform_name/edd.emc
$SSPVAR/etc/platform_name/edd.erc
/tftpboot
/.SSP_DEFAULTS