Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル

SSP のフェイルオーバー状況

デュアル SSP 構成の障害によってメイン SSP の適正な動作が影響を受けたときに自動フェイルオーバーが起動します。障害の原因として、以下が考えられます。

ただし、オペレータの要求によってフェイルオーバーが使用不可になっている場合、または障害状態によってフェイルオーバーを防止している場合はフェイルオーバーが発生しないので注意してください。さまざまな障害状態とその結果生じるフェイルオーバー処理は、第 10 章「SSP の内部構造」にまとめてあります。第 10 章「SSP の内部構造」 では、フェイルオーバープロセスによって検出される障害を障害箇所ごとに説明しています。