メイン SSP 上で showdatasync(1M) コマンドを使用して、データ同期に関する情報を取得します。この節の例では、showdatasync コマンドで表示されるさまざまな情報を示しています。詳細は、showdatasync(1M) マニュアルページを参照してください。
次の例は、データ同期プロセスのファイル伝播の状態、現在伝播されているファイル (なし)、データ伝播のためにキューにリストされたファイル数 (なし) を示しています。この例に表示されている「ACTIVE ARCHIVE」という状態は、データ同期のバックアップが進行中であることを示しています。
ssp% showdatasync File Propagation Status: ACTIVE ARCHIVE Active File: - Queued files: 0 |
次の例は、データ同期プロセスのファイル伝播の状態、現在伝播されているファイル、データ伝播のためにキューにリストされたファイル数 (なし) を示しています。この例に表示されている「ACTIVE」という状態は、データ同期プロセスが有効となっていて、正常に機能していることを示しています。また、現在伝播しているアクティブファイルがデータ同期バックアップファイルであることがわかります。
ssp% showdatasync File Propagation Status: ACTIVE Active File: /tmp/ds_backup.cpio Queued files: 0 |
次の例は、データ伝播リストを示しています。表示されている「INTERVAL」の数値は、ファイルに変更が加えられていないかどうかをデータ同期プロセスがチェックする頻度を分単位で示しています。
ssp% showdatasync -l TIME PROPAGATED INTERVAL FILE Mar 23 16:00:00 60 /tmp/t1 Mar 23 17:00:00 120 /tmp/t2 |
次の例は、データ同期のために待ち行列に入れられたファイルを示しています。
ssp% showdatasync -Q FILE /tmp/t1 /tmp/t2 |