Sun Enterprise 10000 SSP 3.5 ユーザーマニュアル

データ同期情報の取得

メイン SSP 上で showdatasync(1M) コマンドを使用して、データ同期に関する情報を取得します。この節の例では、showdatasync コマンドで表示されるさまざまな情報を示しています。詳細は、showdatasync(1M) マニュアルページを参照してください。

次の例は、データ同期プロセスのファイル伝播の状態、現在伝播されているファイル (なし)、データ伝播のためにキューにリストされたファイル数 (なし) を示しています。この例に表示されている「ACTIVE ARCHIVE」という状態は、データ同期のバックアップが進行中であることを示しています。


ssp% showdatasync 
File Propagation Status:  ACTIVE ARCHIVE
Active File:              -
Queued files:             0

次の例は、データ同期プロセスのファイル伝播の状態、現在伝播されているファイル、データ伝播のためにキューにリストされたファイル数 (なし) を示しています。この例に表示されている「ACTIVE」という状態は、データ同期プロセスが有効となっていて、正常に機能していることを示しています。また、現在伝播しているアクティブファイルがデータ同期バックアップファイルであることがわかります。


ssp% showdatasync 
File Propagation Status:  ACTIVE
Active File:              /tmp/ds_backup.cpio
Queued files:             0

次の例は、データ伝播リストを示しています。表示されている「INTERVAL」の数値は、ファイルに変更が加えられていないかどうかをデータ同期プロセスがチェックする頻度を分単位で示しています。


ssp% showdatasync -l  
TIME PROPAGATED         INTERVAL     FILE
Mar 23 16:00:00         60           /tmp/t1
Mar 23 17:00:00         120          /tmp/t2

次の例は、データ同期のために待ち行列に入れられたファイルを示しています。


ssp% showdatasync -Q  
FILE
/tmp/t1
/tmp/t2