第2章 |
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この章では、SMS 1.6 の既知の CR に関する情報と、SMS に影響を与える関連製品の CR に関する情報を示します。次の項目について説明します。
SMS 1.6 ソフトウェアに関する未解決の CR はありません。SMS 1.6 に適用できるパッチの詳細は、SMS 1.6 ソフトウェアのパッチを参照してください。
この節では、SMS 1.6 に影響を与えるその他の製品の CR および RFE について説明します。
この CR は、SC 上に Solaris 10 1/06 OS がインストールされた、SMS 1.6 が動作するシステムに影響を与えます。Solaris 9 OS が動作しているシステムでは発生しません。
prtfru コマンドを実行して、使用しているシステムの現場交換可能ユニット (FRU) を表示したときに、prtfru がエラーメッセージ「Error processing FRU tree: IO error」を返すことがあります。この状態が発生すると、動的 FRUID、COD、および可用性機能が、正常に機能しない場合があります。
回避方法: Solaris 10 1/06 OS のパッチ 121286-02 および 121946-01 をインストールします。すべてのパッチは、http://sunsolve.sun.com から入手できます。
UltraSPARC IV+ CPU/メモリーボードを搭載する一部のシステムでは、次のコマンドを使用するとシステムパニックが発生することがあります。
回避方法: この CR にはパッチのリリースが予定されています。すべてのパッチは、http://sunsolve.sun.com から入手できます。
UltraSPARC IV+ プロセッサを取り付けたボードを、DR を使用してドメインから構成解除しても、prtdiag は引き続きそのボードをドメイン内に存在するボードとして表示します。psrinfo コマンドを実行すると、ボードがドメインに存在しなくなったことが正しく示されます。
回避方法: この問題は Solaris 10 1/06 release で修正されています。ドメインで Solaris 10 3/05 release、Solaris 9、または Solaris 8 が動作している場合は、使用しているバージョンの Solaris OS に対応するパッチをインストールしてください。
これらのパッチは、http://sunsolve.sun.com から入手できます。
SST 4.2 には、次の 3 つの ipf.conf ファイルがあります。
これらのサンプルファイルにはエラーが含まれており、ほかの (先行する) フィルタファイルの規則とともに使用すると、すべての UDP トラフィックをブロックします。
回避方法: この CR に対応するパッチを、http://sunsolve.sun.com から入手できます。CR 番号 6307744 でパッチを検索してください。
enable-ipfilter.fin スクリプトを実行すると、ipf.conf ファイルが誤った場所にインストールされます。これにより、ipf.conf 内の規則が SST で使用されない可能性があります。
回避方法: この CR に対応するパッチを、http://sunsolve.sun.com から入手できます。CR 番号 6364993 でパッチを検索してください。
server.secure-driver が実行されると、ipfilter は ipf.conf ファイルの読み込みに失敗します。これにより、次のエラーが表示されます。
回避方法: この CR に対応するパッチを、http://sunsolve.sun.com から入手できます。CR 番号 6394832 でパッチを検索してください。
SST 4.2 に関する詳細は、http://www.sun.com/documentation の、Solaris Security Toolkit 4.2 のマニュアルセットを参照してください。
Sun Fire システムで SPARCengine CP2000 Model 140 (cp2140) ボード上のファームウェアを version 1.1.16 に更新すると、更新処理中に flashupdate ユーティリティーが途中終了し、システムがハングアップする場合があります。
回避方法: この問題は、ファームウェア version 1.1.19 で修正されています。
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