ここでは、CD または DVD から Sun N1 System Manager ソフトウェアのデータベースに OS ディストリビューションを追加する手順を説明します。
Solaris CD 媒体および Solaris CD から作成された ISO ファイルはサポートされません。
複数のインストール CD または DVD から OS ディストリビューションを追加する場合は、複数回 create os コマンドを実行します。たとえば 2 枚の CD で提供されている OS ディストリビューションを追加する場合は、最初の CD を挿入してから、 create os コマンドを実行して、そのジョブが完了するのを待ちます。そして最初のジョブが完了したら、2 枚目の CD を挿入し、再度 create os コマンドを実行して、そのジョブが完了するのを待ちます。2 つ目のジョブが完了すると、OS ディストリビューションのインストールが成功したことになります。
ディストリビューションを追加すると、デフォルトでは、同じ名前で OS プロファイルが作成されます。このプロファイルは、ブラウザインタフェースの「ショートカット」区画の OS プロファイル一覧に表示されます。また、 N1–ok> プロンプトで show os all と入力することによって確認することもできます。
Disk 1 を挿入して次の CLI コマンドを入力します。
N1-ok> create os os cdrom cdrom |
ディストリビューション作成ジョブが開始されます。ジョブ ID を書き留めておきます。ジョブが完了したら、次のディスクを挿入します。
次のディスクを挿入するよう求められることはありません。「ディストリビューションの作成」ジョブの完了と OS のディスク番号を確認しながら進めます。ジョブが完了すると、イベントが生成されます。
Disk 2 を挿入して次のコマンドを入力します。
N1-ok> create os os cdrom cdrom |
詳細は、「create os」を参照してください。
必要に応じて、次のディスクの処理を続けます。
最後のディストリビューション作成ジョブが完了したら、次のコマンドを入力します。
N1-ok> show os os |
新しい OS ディストリビューションが出力に表示されます。
ディストリビューションのロード方法については、「サーバーまたはサーバーグループに OS プロファイルをロードする」を参照してください。