Sun N1 System Manager 1.0 管理ガイド

Procedureサーバーグループに対するしきい値を設定する

始める前に

server という名前のサーバー上の管理エージェント IP およびセキュリティ資格を有効にするには、「OS 管理エージェントをインストールする」の説明に従って、そのサーバーに管理エージェントをインストールします。

手順
  1. N1 System Manager にログインします。

    詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。

  2. threshold 属性を付けて set group コマンドを入力します。


    N1-ok> set group group threshold attribute threshold=value
    

    サーバーグループの複数しきい値を変更する場合は、次の構文を使用します。


    N1-ok> set group group threshold attribute threshold=value threshold=value
    

    この構文では、threshold キーワードの後に、しきい値を設定する attribute を続ける必要があります。attribute は、OS リソースの使用属性です。OS リソースの使用属性については、「OS リソースの使用の監視」で説明しています。また、付録 A 「ハードウェアおよび OS リソースの属性」に一覧があります。

    threshold は、criticallowwarninglowwarninghighcriticalhigh のいずれかです。

    値は数字で、通常は百分率値を表します。


例 6–5 サーバーグループのファイルシステム使用に関する複数しきい値の設定

この例では、grp3 というグループ名を持つプロビジョニング可能なサーバーのグループのファイルシステム使用の warninghigh しきい値を 75%、criticalhigh しきい値を 87% に設定しています。


N1-ok> set group grp3 threshold fsusage.pctused warninghigh=75 criticalhigh=87